鈴建ブログ

塗装について
2024.05.21

掛川市の外壁塗装は鈴建にお任せ|マンションの劣化症状について

 掛川市の外壁塗装は鈴建にお任せ|マンションの劣化症状について

 

外壁塗装はマンションの美観と耐久性を維持するための重要なリフォーム工事・メンテナンスです。掛川市のような変化に富んだ気候を持つ地域では、建物の外壁が様々な環境因子に曝され続けるため、劣化が進みやすいのです。

 

外壁の劣化には、色あせ、ひび割れ、チョーキング現象など多岐にわたる症状があり、これらは見た目の問題だけでなく、建物自体の寿命を縮める原因ともなります。

 

掛川市にお住まいのマンションオーナーの方々が外壁塗装の重要性に気付き、適切なメンテナンスのタイミングを見極めることが、長期的に建物を保護する鍵となります。

 

今回のお役立ちコラムでは、マンションの外壁がなぜ劣化し、どのようにしてそれを防ぐかについてくわしくお話ししていきたいと思います。

 

マンションの劣化症状

マンションの劣化症状

 

マンションに発生する劣化症状は、全体的にいきなり発生するわけではありません。劣化しやすい面というものがあり、そこから徐々に広がっていくことが多く、適切な対処をしなければ劣化症状がどんどん進行していくものです。

 

マンションの外壁で発生しやすいおもな劣化症状は以下の5つです。

 

  • ・艶引け・退色・変色
  • ・ひび割れ
  • ・チョーキング現象
  • ・藻・カビの発生
  • ・塗膜の剥離・膨れ

 

それぞれをくわしくお話ししていきます。

 

マンションの外壁で発生しやすいおもな劣化症状①|艶引け・退色・変色

 

「艶引け」とは、外壁塗装の本来の艶の出方や色の感じが品質低下することを表した言葉です。本来であればくすみなど発生しないはずですが、塗装が劣化することで表面がくすんでしまい、白っぽいモヤがかかるような印象になってしまいます。

 

その結果、鮮やかだった色が退色し、赤はピンクっぽく、黒はグレーっぽく見えてしまうようになってしまうのです。

 

マンションの外壁で発生しやすいおもな劣化症状②|ひび割れ

 

外壁塗装の塗膜がひび割れただけであれば、あまり目立つことはありません。しかし、振動により外壁自体がひび割れてしまうと、外壁の色によってはひび割れが筋上に見えるようになります。特に「ホワイト系」に近い色ほどわかりやすいです。

 

ほぼ隙間がない、本当に日々ガス事情に入っただけであれば、遠目に見てもひび割れに気づくことは難しいでしょう。しかし、ほんの少しでも隙間が開いてしまうと、黒っぽいラインになってひび割れが表面化してしまいます。

 

恐ろしいことに、この「黒 っぽい筋」に見えるようになった時点で、外壁のひび割れの許容範囲を超えてしまっていることがほとんどです。ひび割れというのは、幅0.3mmというちょっとした隙間であっても水分をどんどん取り込んでしまう特性を持っているのです。

 

スレート屋根で発生する「毛細管現象」と同様のことがひび割れで起こってしまうからです。見た目には小さな被害かもしれませんが、実は非常に大きな問題なのです。

 

そして、近くでしっかりと「ひび割れ」と判断できるレベルの溝となった場合、それは確実に雨漏りが発生しているでしょう。

 

マンションの外壁で発生しやすいおもな劣化症状③|チョーキング現象

 

外壁表面が白っぽい粉を拭く現象のことを「チョーキング現象」と呼びます。チョークの粉状の付着物があることから、そう呼ばれているのです。

 

チョーキング現象は、塗膜表面の劣化が進んでしまい、状態を維持できなくなるほど進行してしまうことで発生します。この粉自体が悪さをすることはありませんが、単純に考えると「塗膜によるコーティングがなくなった状態」を示しているので、外壁に直接ダメージが入るようになっていると考えましょう。

 

マンションの外壁で発生しやすいおもな劣化症状④|藻・カビの発生

 

チョーキング現象が発生するほどに塗膜が劣化してしまうと、塗料の低汚染性は期待できません。そのため、その後外壁にはいくつものトラブルが発生しやすくなっています。そのひとつが「藻・カビの発生」です。

 

藻が発生する場合、そこには常に水分がある状態になります。すると、自然とカビが繁殖しやすくなってしまうのです。また、藻が発生せずにカビが点々と黒く発生してしまう場合は、発生している面が常に湿気が多い場所であると考えられます。

 

この場合、カビ処理と防カビ塗料によって対処するか、周囲の湿気の発生する環境を改善するしかありません。

 

例えば、周囲の樹木を伐採して通気をよくするような対応です。

 

マンションの外壁で発生しやすいおもな劣化症状⑤|塗膜の剥離・膨れ

 

劣化した塗膜は、ちょっとした原因で剥がれてしまうことがあります。塗膜というのは、しっかりと密着しているうちは多少劣化しても内部にまでトラブルが発生することはありません。しかし、藻が生えたりカビが生えたりすると、塗膜の内側まで根を伸ばして外壁との境目まで根を張ろうとします。

 

そうすると、密着していた塗膜が浮いてしまい、剥離が始まってしまうのです。

 

塗膜が新しいうちの膨れなどは、高圧洗浄不足やケレン不足が考えられるのですが、劣化が進んだ塗装が剥がれるということは、何かしらの原因で密着不良が発生したと考えられるのです。

 

マンションの劣化症状にはステージがある

マンションの劣化症状にはステージがある

 

先ほどお伝えした劣化症状は、ある程度の順番で発生していくことがわかります。そして、どのタイミングで外壁塗装を検討すべきかをしっかりと把握しておくと、準備期間を設けるための判断基準とできるでしょう。

 

マンションの劣化症状第1ステージ「艶引け」

 

最初に発生する劣化症状は「艶引け」です。まだ粉が吹いているわけではなく、今までツヤツヤとしていた表面の光が鈍くなるという症状です。そのため、あまり気にならないというのが実際の状況になります。

 

多少天気が悪い日と変わらないような見た目なので、違和感を覚えることはほぼありません。しかし、快晴の状態でも若干落ち着いた様子になるので、建物を眺める癖がある方で、戸建てであれば気づくこともあるでしょう。

 

マンションでこのような状況が発生したとしても、はっきり言って気づくことはまずないでしょう。ここまで劣化するのが5〜10年ほど経過した頃になります。

 

マンションの劣化症状第2ステージ「変色やチョーキングが発生」

 

さらに劣化が進行すると、くすんでいただけの色にモヤがかかったように見えるようになります。しかし、この段階ではチョーキングは発生していないため、強く壁を擦らない限り手に粉が付着することもないでしょう。

 

部分的に藻やカビの発生も確認できるようになるので、敏感な方であればマンションの劣化を感じることができる場合もあります。ここまでの症状が確認できるのが8〜13年ほど経過した頃になります。

 

マンションの劣化症状第3ステージ「日当たりが良い場所でも変色やチョーキングが発生」

 

さらに劣化が進むと、ようやくチョーキング現象が発生してきます。濃色の外壁であれば、若干淡色になっていることに気づくでしょう。多くの方が色の変化に気づくのがこの時期です。

 

劣化現象に気づく最大の症状が「ひび割れ」です。第2ステージの時期にはほぼ線傷で、ひび割れとして把握できる箇所は少なかったかもしれませんが、この時期になると黒っぽい線傷がちらほらと確認できるようになるでしょう。

 

遠目に線傷が確認できるようでは、0.3mmの許容幅を超えているケースが多く、いつどこで雨漏りが発生してもおかしくない状態です。

 

ここまで劣化が進行するのが10〜15年ほど経過した頃になります。

 

マンションの劣化症状第4ステージ「全体的にあらゆる症状が発生する」

 

前回のメンテナンス、もしくは新築から15年以上経過した頃には、あらゆるトラブルが各所で頻発するようになります。ひび割れも建物全体に点在するようになり、日陰面ではカビやコケ、藻が発生して薄汚い状態になるでしょう。

 

集合郵便ポストからものを取り出す際、ポスト上部に粉が積もっていることに気づくかもしれません。少し力を入れて開閉すると、固定ビスが緩くなっていて、今にもはずれそうな場所があるかもしれません。

 

多くのマンションでは、ここまで劣化症状が進まないとメンテナンスを行わないというケースも非常に多くあります。そのような状況になり、住民からもメンテナンスを催促されて動くような状況ですと、1回のメンテナンスで補修する箇所も増えてしまうため、修繕コストは若干高くなってしまいます。

 

マンションの外壁塗装は、そもそも高めの工事費用になるのですが、被害が少ないうちに工事するのと、ギリギリまで耐えた上で工事するのでは、圧倒的に前者の方が低コストで終わるのです。早めの対策をおすすめします。

 

マンションの外壁塗装を考えるタイミングは?

マンションの外壁塗装を考えるタイミングは?

 

最もメンテナンスを検討するのに良いタイミングは「第3ステージ」です。年数的にも10年前後と、定期メンテナンスを行う告知を出しても不満が上がることが少ない時期と言えるでしょう。

 

住民がいるからこそ、ちょうど良いタイミングで工事の告知をする必要があります。あまりにも早ければ「必要ない工事」とみられてしまう、遅めに告知すれば「杜撰な管理」と言われてしまうという、住民の理不尽な主観で責め立てられるオーナー様もいらっしゃいますが、10年周期で比較的被害の少ない状態で建物の維持管理を行える状態であれば、好印象のオーナー様になれるでしょう。

 

鈴建で実現する、マンションの美しさと機能性を保つ外壁塗装

鈴建で実現する、マンションの美しさと機能性を保つ外壁塗装

 

マンションの外壁塗装は、美観の維持だけでなく、建物の機能性を長期にわたって保護するために不可欠です。定期的なメンテナンスにより、建物の価値を高め、住民の快適な生活をサポートします。

 

鈴建では、専門の知識と技術を活かし、マンションの劣化状態に応じた最適な塗装解決策を提供しています。外壁塗装のタイミングや方法についてお悩みの方、劣化の兆しを感じたら、迷わず鈴建にご相談ください。

 

問い合わせフォーム、メール、お電話でのご相談、またはショールームへのご来店を心よりお待ちしております。早期の対策で、より経済的なメンテナンスが可能です。掛川市で外壁塗装をお考えの方は、信頼と実績の鈴建にお任せください。

施行実績エリア

施工実績年間150棟

施工エリア:掛川市、袋井市、菊川市、御前崎市、磐田市、浜松市、森町、島田市
Copyright (C) Suzuken, All Rights Reserved.